【元銀行員が教える】就活生〜社長まで必見の銀行のアレコレ

元銀行員による銀行という仕事の裏表をゆるーくお話していくブログ

日本代表

昨日は日本代表対ガーナ代表の親善試合でしたね!

ハリルホジッチ監督が解任されて、西野監督が就任後初の試合という事で、そこそこ注目されてましたね〜!

しかもフォーメーションが3バックに変更となった事もあり、ハリル時代からどう変化するのか気になる点でした!

 

結果は周知の通り、内容も含めて非常にガッカリした試合でした…

 

ハリル時代も含めて、セットプレーでの失点が多すぎる。

流れの中で失点されてないからという意見もあるかもしれないですが、そもそもセットプレーを与えてる段階で流れで崩されてます。笑

崩されて何とか止めなきゃって事で、ファールorコーナーキックへ逃れ、そこで失点。

特にガーナ戦の1点目、これも3バックの裏に一本で通されそうになり、たまらず槙野がファール。そのFKを直接決められた訳です!

あのファールについては、正直不用意です。

ペナのすぐ外で、体を押すようにして競りに行ったら間違いなくファールを取られます。

FWとしてはあそこで無理してキープしても周りは相手DFしかいない状況なので、倒れてファールをもらえればラッキーな状況でした。

その状況を後押しするようなファール。

W杯のようなトップレベルでは、あのあたりのファールはほぼPKと同じようなもんです。

確実に仕留められます、ガーナですら決めてきたんですから…(ガーナはW杯に出ないですが、出場する中でも強い部類だと思いますが)

 

ちなみに2点目も似たような状況。

簡単にDFの裏を一本で通され、GKとDFが交錯するような形となり、間にいたFWが倒れてPK。

あれも長谷部より一歩前に相手の体が出ていました。

最低でも敵に前を向かせずに、ゴールを背にキープさせるくらいのポジション取りをさせないとあのレベルでは厳しいです。

 

ちなみに2点共に共通点があります。

 

それは中盤から一本のパスで裏を通されてる事です。

日本代表は3-6-1のフォーメーションを組んでいました。

6枚中盤にいるわけです!

それなのに、フリーでパスを蹴られ一瞬のうちにピンチとなってしまいました。

前半部分では、DFの仕方について話をしていましたが、元を辿れば中盤の構成上、あのパスを出させない事が前提にあると思います。

あそこまで簡単にパスを通されると、正直3バックはしんどいです。

6枚の中盤は攻撃的に行く意味もありますが、その一方で最低限のタスクとして、中盤で決定的なパスを出させないようにチェックをしないと6枚も中盤にいる意味がありません。

実際、ガーナも中盤でかなり余裕を持ってプレーしてました。

隙を伺いながらパスを回し続け、DFの隙が出来たタイミングで裏に抜けるパスを放り込んで来ました。

それをことごとく点に結びつけられました。

正直ガーナが本気で点を取りに来れば、もっと点を入れられてもおかしくなかったゲームでした。

 

ただ、長谷部を中心にある程度集中したラインコントロールをしていたため、あまり裏に一本で通されなかったとも言えます。

中盤が緩かったので、いつでもパスは出せる状況だけど、DFが集中していたためガーナも無理はせずにゆっくりとパス回しをさせてた部分もありました。

だからこそ、中盤のチェックについてはもっと厳しくやり、簡単にやらせないで欲しいですね。

 

厳しい話ばかりですが笑、中盤のプレスがきちんと効いていけばある程度は戦えるはずです。逆に中盤が緩ければ簡単にボコスカやられます。

3バックか4バックかの議論より、中盤のプレスをどれだけ厳しく出来るか。

これが日本代表のディフェンスには必要な議論だと思います!

 

どちらかというと、ディフェンスよりも心配なのはオフェンスの部分です!!

正直言って、局面を打開出来る選手が1人もいない。

宇佐美にしろ、原口にしろ、ドリブルで何枚か剥がしてというプレーが皆無。

本田、香川も自力で打開するタイプではない。

せっかくサイドでボールを受けても、ボランチサイドバックにパスを出して終わり。

これでは相手ディフェンスを崩せないし、仕掛けてファールをもらい(ガーナがやったみたいにゴール前で)FKにする、こういったプレーが出て来ません。

パスにしても、横パスや下げるパスしか無く、ラインが上がらないため大迫が孤立していました。

これでは相手ゴールが遠いため、チャンスらしいチャンスは作れない。

パス一本で局面を打開出来る選手、もしくはドリブルで局面を変えられる選手の必要性が再確認出来た事例でしたね!

乾の調子が戻ればドリブルでは期待が出来る選手でしたが…

 

選手選考は今回のメンバーからはほとんど変わらない事を考えると、きちんと守備を徹底した上で速攻で攻めるというパターンしか無いと思います。

そのため、スピードのある浅野、ドリブルで局面を変えられる乾をジョーカーにして戦うことが、W杯で勝つために現実的な戦法なのではないかと思います。

 

銀行員ブログとは関係ない、完全なる趣味・自己満のブログとなってしまいました…笑